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『2024年2月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】

『2024年2月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】

大阪の主要オフィスエリアの賃貸オフィスマーケットレポートです。
日々賃貸オフィスの仲介を行っている、弊社の生の物件データベースを元にしております。
大阪の賃貸オフィスの賃料相場のご参考にしていただければ幸いです。

作成日:2024-02-20
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『2024年2月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】
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先月の大きな動き‐大阪賃貸オフィスの空・埋-

先月(2024年1月)に、弊社の物件データベースに新規募集で追加された物件件数と、契約済みにより募集終了された物件件数です。
※対象エリア:大阪市西区、大阪市中央区、大阪市北区、大阪市淀川区

※弊社物件データベースより
※弊社物件データベースより

■西区
新規募集:29件 1,230坪
募集終了:28件 980坪
■中央区
新規募集:56件 2,658坪
募集終了:72件 3,417坪
■北区
新規募集:39件 1,826坪
募集終了:51件 4,220坪
■淀川区
新規募集:33件 1,105坪
募集終了:16件 980坪



■コメント
1月は再び募集終了が件数、面積共に優勢となりました。特に面積面では特に差が大きく、拡張移転が多かったことを表しています。実際、直近の弊社の仲介案件も、約8割が拡張と新規開設でした。

大阪賃貸オフィスの平均賃料:13,758円/坪(共益費込)

平均賃料は、13,882円/坪(共益費込)と比較して微減と言う結果でした。ただし、賃料の値下がりがあったかと言うとそうではなく、むしろ平均賃料よりも高額な物件の成約が多かったため、募集物件の平均賃料がダウンしたと言えます。
とは言え、北区の大型に関してのみ平均1,000円以上の値上がりとなり、弊社のデータベース史上初めて30,000円/坪を越えました。背景として、3万円/坪を超える大阪駅周辺の大規模再開発の募集床が平均を押し上げており、その中で既存の2万円台の物件が比較的に好調に成約していくためです。大規模再開発の募集区画に関しても、JPタワー大阪を筆頭に着実に成約は進んでおりますが、そもそもの面積が大きすぎるため、市場平均を押し上げる形となっております。

※弊社の物件データベースより

上記のグラフは各エリアの募集賃料単価の平均値です。共益費込・税別の坪単価です。
小型:50坪以内
中型:50坪越え・100坪以内
大型:100坪越え

面積に対する加重平均ではなく、区画数に対する単純平均値です。エリア毎の賃料相場を掴んでいただくには、こちらの方がより適切だと判断したため単純平均を採用しております。
単純平均の例:20坪で8,000円/坪と100坪で10,000円/坪、2部屋の平均値は9,000円です。
もし面積に対する加重平均にしてしまうと、上記の場合平均が9666円となってしまい、超大型区画の賃料に平均値が引っ張られてしまうためです。

大阪賃貸オフィスの新規募集区画数と募集区画数の推移

※弊社物件データベースより

大阪賃貸オフィスの新規募集面積と募集終了面積の推移

※弊社物件データベースより

大阪賃貸オフィスの平均賃料の推移

※弊社物件データベースより

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