先月(9月)の大きな動き‐大阪賃貸オフィスの空・埋-
先月(2025年9月)に、弊社の物件データベースに新規募集で追加された物件件数と、契約済みにより募集終了された物件件数です。
※対象エリア:大阪市西区、大阪市中央区、大阪市北区、大阪市淀川区
■西区
新規募集:17件 628坪
募集終了:33件 922坪
■中央区
新規募集:93件 4,856坪
募集終了:103件 4,563坪
■北区
新規募集:41件 2,760坪
募集終了:52件 5,506坪
■淀川区
新規募集:16件 573坪
募集終了:28件 1,088坪
■コメント
9月も引き続き募集終了が優勢でしたが、平均面積はほぼ同等でした。最も動きが活発だった中央区に関しては面積ベースでは新規募集が優勢と、大きめの床が多く新規募集に加わりました。北区は逆に、面積ベースで大きく募集終了が優勢でした。
【2025年9月】大阪賃貸オフィスの平均賃料:13,679円/坪(共益費込)
今月の平均賃料(共益費込み)は前月比202円減の 13,679円/坪 となりました。
9月は北区(梅田エリア)で募集終了となる物件が多く、その平均面積は100坪を超えていました。平均賃料を押し上げていた大型ビルの募集床が減少したことで、全体の平均賃料は下落しています。
中央区では、面積ベースで見ると新規募集がやや優勢でしたが、募集終了となった大型区画の賃料水準が平均より高かったため、大型区画の平均賃料は約300円下落 しました。
一方で、中型区画の平均賃料は上昇しています。平均賃料より高額な物件の募集終了も多く、本来であれば平均賃料が下がってもおかしくない状況でしたが、新規募集時に賃料を引き上げる動きが目立った ことが上昇要因となりました。
全体としては依然、空室不足と賃料上昇の流れが続いている状況です。
とはいえ、賃料を問わない、十分な予算を確保した企業の移転案件は減少傾向にあり、代わって予算にシビアな案件の成約が増えつつあります。
これまでも、ビル側からの賃料値上げ交渉などを受け、コスト削減移転を希望するケースは多く見られましたが、賃料相場の上昇と移転コストの高騰により成約率は低水準にとどまっていました。
しかし最近では、賃料に対する予算意識は厳しいものの、新規拠点の開設や分室設置、また立地改善や採用強化を目的としない純粋な拡張ニーズが増加しており、これらの案件では比較的高い成約率が見られます
上記のグラフは各エリアの募集賃料単価の平均値です。共益費込・税別の坪単価です。
小型:50坪以内
中型:50坪越え・100坪以内
大型:100坪越え
面積に対する加重平均ではなく、区画数に対する単純平均値です。エリア毎の賃料相場を掴んでいただくには、こちらの方がより適切だと判断したため単純平均を採用しております。
単純平均の例:20坪で8,000円/坪と100坪で10,000円/坪、2部屋の平均値は9,000円です。
もし面積に対する加重平均にしてしまうと、上記の場合平均が9666円となってしまい、超大型区画の賃料に平均値が引っ張られてしまうためです。
大阪賃貸オフィスの新規募集区画数と募集区画数の推移
大阪賃貸オフィスの新規募集面積と募集終了面積の推移
大阪賃貸オフィスの平均賃料の推移
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