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『2025年5月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】

『2025年5月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】

大阪の主要オフィスエリアの賃貸オフィスマーケットレポートです。
日々賃貸オフィスの仲介を行っている、弊社の生の物件データベースを元にしております。
大阪の賃貸オフィスの賃料相場のご参考にしていただければ幸いです。

作成日:2025-05-20
最終更新日:2025-05-20
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『2025年5月号』【大阪】賃貸オフィスマーケットレポート【賃料相場】
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先月(4月)の大きな動き‐大阪賃貸オフィスの空・埋-

先月(2025年4月)に、弊社の物件データベースに新規募集で追加された物件件数と、契約済みにより募集終了された物件件数です。
※対象エリア:大阪市西区、大阪市中央区、大阪市北区、大阪市淀川区

※弊社物件データベースより
※弊社物件データベースより

■西区
新規募集:28件1,590坪
募集終了:33件1,452坪
■中央区
新規募集:53件3,350坪
募集終了:95件6,628坪
■北区
新規募集:52件2,267坪
募集終了:51件3,717坪
■淀川区
新規募集:12件515坪
募集終了:13件446坪

■コメント
4月も引き続き募集終了が優勢となりました。
去年の12月から5ヵ月連続となります。
空室不足が月を追うごとに顕著になって来ており、また満室ビルに久しぶりに新規募集が掛かっても、館内テナントの増床によりすぐに貸止めになってしまうケースも珍しくありません。

【2025年5月】大阪賃貸オフィスの平均賃料:13,784円/坪(共益費込)

平均賃料は、先月の13,934円/坪(共益費込)と比較して‐150円/坪と大きく下がりました。
平均賃料が大きく下がった背景として、平均値を押し上げる高額物件が多く募集終了になったためです。
相場ベースでは引き続き値上がり傾向にあります。
ちなみに、弊社の今期(2024年7月1日以降)の成約事例の中身を見た場合、お客様の拡張移転(新規拠点開設含む)と縮小移転は、おおよそ比率は6:1と拡張移転が強く優勢でした。
比率はバラツキがあるものの、他社との情報交換においても、いずれも拡張移転が圧倒的に多いようです。
また、縮小コスト削減移転よりも、純粋な撤退の方が多いようです。 背景として、賃料相場が上がっていることに加え、内装費用等の移転コストの高騰があるようです。

※弊社の物件データベースより

上記のグラフは各エリアの募集賃料単価の平均値です。共益費込・税別の坪単価です。
小型:50坪以内
中型:50坪越え・100坪以内
大型:100坪越え

面積に対する加重平均ではなく、区画数に対する単純平均値です。エリア毎の賃料相場を掴んでいただくには、こちらの方がより適切だと判断したため単純平均を採用しております。
単純平均の例:20坪で8,000円/坪と100坪で10,000円/坪、2部屋の平均値は9,000円です。
もし面積に対する加重平均にしてしまうと、上記の場合平均が9666円となってしまい、超大型区画の賃料に平均値が引っ張られてしまうためです。

大阪賃貸オフィスの新規募集区画数と募集区画数の推移

※弊社物件データベースより

大阪賃貸オフィスの新規募集面積と募集終了面積の推移

※弊社物件データベースより

大阪賃貸オフィスの平均賃料の推移

※弊社物件データベースより

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