先月(11月)の大きな動き‐大阪賃貸オフィスの空・埋-
先月(2025年11月)に、弊社の物件データベースに新規募集で追加された物件件数と、契約済みにより募集終了された物件件数です。
※対象エリア:大阪市西区、大阪市中央区、大阪市北区、大阪市淀川区
■西区
新規募集:38件 1,277坪
募集終了:43件 2,161坪
■中央区
新規募集:78件 3,700坪
募集終了:77件 6,298坪
■北区
新規募集:43件 3,416坪
募集終了:40件 3,135坪
■淀川区
新規募集:22件 692坪
募集終了:15件 424坪
■コメント
11月は件数ベースでは新規募集が募集終了を上回った一方、面積ベースでは募集終了が優勢となりました。
これは、引き続き拡張移転の動きが活発であることを示しています。
一方、新規募集区画の件数が増加している背景としては、解約理由が移転によるものだけでなく、オフィス撤退や一部返却といったケースが増えているためです。
【2025年12月】大阪賃貸オフィスの平均賃料:13,761円/坪(共益費込)
今月の平均賃料単価(共益費込み)は、前月比7円減となり、数値上はほぼ横ばいで推移しました。
一方、実際の相場感としては賃料は引き続き上昇基調にあるものの、足元では上昇ペースが鈍化し、上げ止まりの様相が見られます。
現場レベルでは、各ビルにおいて現在のマーケットにおける「賃料の上限水準」が徐々に明確になりつつあるとの声が多く聞かれます。
例えば、13,000円/坪では新規募集後すぐに申込みが入る物件において、次回募集から14,000円/坪、15,000円/坪と段階的な賃料引き上げを試みたケースでは、14,000円/坪では成約までに一定の時間を要するものの解約予告期間内での成約が見込める一方、15,000円/坪では申込みが入りにくく、空室化に至るケースが散見されます。
このように、物件ごとの賃料の許容上限が見え始めており、今後は賃料設定の精緻化がより重要になる局面に入っていると考えられます。
上記のグラフは各エリアの募集賃料単価の平均値です。共益費込・税別の坪単価です。
小型:50坪以内
中型:50坪越え・100坪以内
大型:100坪越え
面積に対する加重平均ではなく、区画数に対する単純平均値です。エリア毎の賃料相場を掴んでいただくには、こちらの方がより適切だと判断したため単純平均を採用しております。
単純平均の例:20坪で8,000円/坪と100坪で10,000円/坪、2部屋の平均値は9,000円です。
もし面積に対する加重平均にしてしまうと、上記の場合平均が9666円となってしまい、超大型区画の賃料に平均値が引っ張られてしまうためです。
大阪賃貸オフィスの新規募集区画数と募集区画数の推移
大阪賃貸オフィスの新規募集面積と募集終了面積の推移
大阪賃貸オフィスの平均賃料の推移
今月のトピックス
大阪市中央区最大のオフィスビル、淀屋橋ゲートタワーが竣工しました。
淀屋橋ゲートタワーの募集ページはこちら
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